ダウンレンジのあもすけのネタバレレビュー・内容・結末

カット割りで煽るのも人を分断してくのも垣間見せる希望もいちいち全部、撃ち抜く箇所まで意図を全開にして見せつけられている気分でめちゃくちゃ弄ばれて面白いのと同時にめちゃくちゃムカつく。撃つと撃たないの境界に少し滲む哲学も嫌らしいし、じわじわ動けなくするのも一発で終わらすのも撃ち抜かれる以外の死に方も、こんなにまで徹底してたらもう画面の中で手を上げる前に観ながら手を上げてしまうし、警察の無能っぷりもあからさまにああもう駄目だってドミノの倒れてく連鎖を見送る気持ちで、それでも超熱いラスト、そんで超熱いながらそんなことになるなんてというかなりますよなりますよを煽ってくるのがムカつきすぎて笑って手を上げて拍手してひっくり返ったムカつく。スナイパーに狙われる、という状況からこんなことにまでしてしまうのが本当に凄い。