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マリア・ブラウンの結婚のntmのレビュー・感想・評価

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)
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予想外の方に物語が動いて途中までマリアのキャラクターについていけなかった。観終わった直後の感触は、苦くて心地悪い。それは、ああいう強くて自立した女性に共感できる部分がなくて、私にないものを突きつけられて、でもその女性像がこの映画の称賛される部分でもあって、劇中のマリアが言う通り先進的な精神であって、今の時代に生きる私すら追いついてないってことまでも突きつけられた心地悪さで、突き返したくなっちゃったけど、でもそれをシャットアウトするなら私は共感できるものしか受け入れられないのかよっていう苦さ。時間が経つにつれちょっと自分の感情を切り離せて思うのは、すごい映画だった
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