信濃の肉うどん男

マリア・ブラウンの結婚の信濃の肉うどん男のレビュー・感想・評価

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)
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初めて共感できた結婚。男女の既成概念を破壊。タバコの為に使われるコンロ。ゼロになった当時の環境下では、自分を貫き行動に移す人が残る。公私の境界線はよく分かる。出所後遠くへ行く良い旦那さん。闘う彼女の張り詰めた日常の中、"マリア気をつけて行動がおかしいわ"で愛らしく緩むが、"長年の結婚生活2日目"にして滑稽な原因で、初日と同じ悲劇で終わるおもしろさ。最高であっという間。間違いなくマリアは戦後ドイツ経済復興の象徴的存在。
『西ドイツ三部作』女 マリア・ブラウン