「世界にはたくさんの男がいる」
「他の男を見つけなさい」と、戦争で側に居ないとはいえ、夫のいる人に別の男性を探すようけしかけることに違和感があった。
これはファスビンダーの性的指向から来るものかと思…
『マリア・ブラウンの結婚』は、ヒトラーの肖像画が爆撃で吹き飛ぶ象徴的なシークエンスに始まり、ドイツ連邦共和国の歴代首相の顔写真…アデナウアー、エアハルト、キージンガーをネガで、そしてシュミットがネガ…
>>続きを読む昔、大学の授業でとあるドイツ映画を観た。当時のわたしは映画のことがよくわからず、それが第二次世界大戦末期から始まる西ドイツを描いたものであることにすら思い至らず、何より愛というのがどういったものなの…
>>続きを読むど頭、真っ赤な斜体のクレジットで埋め尽くされるのみて、あ、コレやべえってなる。爆発で始まり、爆発で終わる。夫に死なれたと思ったら生きてて、愛人死ぬって。。。
ファズビンダー初めて観たけどオモロい。
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爆撃されながら結婚する出だしのシーンが超クール。マリアという女性の半生を描いた作品で、タイトルにもあるように結婚及び男女関係が軸になって話が進む。戦後の厳しい時代を自らのスキルでのし上がっていく様…
>>続きを読む「マリア・ブラウンの結婚」
冒頭、壁に描かれたヒトラーの絵が爆発するところから物語が始まる。爆撃の中、ウェディングドレスを着た花嫁と彼女と結婚を誓う男。序盤から飛ばし過ぎなんじゃないかと思う様なシ…
途中まで良さに全然気づかなかった。なんて下手な演技だろう、カメラももたついてるし、変なところばかり撮ってて見づらすぎると。しかし刑務所の旦那と面会するときに周りがゲラゲラ笑うあたりから、これは違和感…
>>続きを読む© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION