たーぼーん

ニッポン国 古屋敷村のたーぼーんのレビュー・感想・評価

ニッポン国 古屋敷村(1982年製作の映画)
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どんな映画でもちょっとはウトウトしてしまう不届者の僕だが、ミニチュアみたいな物が出てきて冷風みたいなのを吹きかけ、村の特定のエリアだけ寒気が届かないという事を実験したりし始めた辺りから夢中で目が離せなくなってくる。
あれはこの前の水俣曼荼羅の、脳を調査して原因を探る大学教授(だったかな)のエピソードと似た味を感じる。
取材時の昭和55年時点で数世帯しか村に残ってなく、昭和生まれの人が登場せず現役で働いてる人は大正生まれ、70〜80代で隠居生活している様な年老いた人達明治生まれだった。
昭和10年生まれの小川監督がそれらの人々にインタビューして様々な体験談とかが紹介される。