これ観終えた数日後に体調崩して全ての事象へのモチベーションを失い停滞していたので記憶と違うかもしれないけど、それでも間違いなく210分ぶんの見応えはあった。地学/科学的な分析・アプローチから入ってい…
>>続きを読む素晴らしい。いい映画やった。
「七人の侍」とほぼ同じくらいの長尺やけど、この映画観るだけでも日本の農村の風土がよくわかるもんな。まあ分かった気になったのかもしれんけどドキュメンタリー含めて映画はすべ…
たしかに小川紳介はよく喋ってたしちょっと障る声質だったけど、なんかもうとにかくいろいろ言いたいことがある! という感じでわたしは嫌な気はしなかった。CGがない時代の精巧なジオラマ。
そうは言っても…
古屋敷村というなにやらいわくありげな村名からして、柳田国男風の情緒豊かな神話が綴られるのかという予感は開始早々に裏切られる。シロミナミと呼ばれるこの地方特有の冷気と、それ故の厳しい農業事情について一…
>>続きを読む正方形の画面に切り取られる、自然の中に放り込まれたミニチュアのような集落とそこに生きる人々の振る舞いが、記録映画の限界を超えた寓話性を湛えている。カメラの存在で全く内面が揺らがない被写体の在り方(在…
>>続きを読むここの感想を見たら小川紳介がしゃべりすぎでうざいという意見が多くて笑ってしまった。しかしそこがよいのではないだろうか。監督が特権的な神秘性を持つことなく、常に距離を置いて見ることができる、「民主的な…
>>続きを読む確か’79の公開予定ラインナップに、待望の『牧野物語 稲作編』は入ってて、’77に『~ 養蚕編』を年間ベストテン・リストの中程に入れてたので、私には満を持して、という感じだった。それまで、小…
>>続きを読む昭和五十五年、山形県上野山市古屋敷村(ふるやしきむら)の一年間を追った小川プロ制作のドキュメンタリー作品。
ベルリン映画祭・国際批評家連盟賞受賞作品。
婆さんが語るには、百年か二百年か前に税金がか…
山形の廃村ギリギリ限界集落に密着したドキュメンタリー。
クソ長いのだが、いやぁエモいこれはエモい。
ラッパの鈴木さんが軍服着て田んぼの真ん中でラッパ吹くシーン、あざといが泣けた…
ただ、小川紳介の…