前作に引き続き、友達で集まって一緒にギャーするのが楽しいやつかな。そんなこと想像しながら今回もボッチ鑑賞。ジャンプスケアに加えてゾワゾワが加味されより恐度が高まった感じでした。製作費も倍増したようで映像化などのクオリティも高くキャストも豪華に感じられてお化け屋敷的なホラーを楽しめました。
1989年の夏休みに遭遇した恐怖…。あれから27年後。中学校時代はスクールカーストのボトム層にいた“いじめられっ子”の彼らも立派な大人となり、それぞれの生活を送っていた。そんな彼らに再びペニーワイズの魔の手が忍び寄る…という話。
かつての仲間がもう一度集まる流れがいいですね。そして、それぞれが抱えているトラウマへの向き合いもいい具合に物語に組み込んでいてアクセントになってました。
スティーヴン・キング原作らしく、アメリカの田舎の雰囲気がよかったし、排水溝や下水路、空き家などを徘徊するときの恐怖もアメリカンホラーらしさが感じられます。何かがいそうな気がする…。
なによりも趣向を凝らしたジャンプスケアがよかったかな。「くる…絶対くる……ぎだぁー!」のストレート・スケアもあるし、「またくる…あれ?ほっ。………ぎだぁー!」のスカシ&スケアもある。突然来るサドン・スケアは声出す間もなく、ひざがピョンと跳ねるだけだから恥ずかしい。