オープニングクレジットに音楽がなく、電子パルスと効果音のみが使用される初のアメリカの長編映画
映画の中の何人かの登場人物は、ミクロの新境地を指すために「inner space」という用語を使ってる…
もっと大仰で夢溢れる空想科学映画だと思っていたのだが、意外にも『絞殺魔』っぽいシリアスなノリで話が進んでいく。潜水艦を縮める→デカい注射器に投入→さらに縮める...とミクロ化のプロセスをクソ真面目に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【Inner Space】
医学、軍事、宇宙、海洋、哲学。
加えてスパイもの。
様々な要素が入っていて、観ていてこんなにもワクワクした映画はいつ以来だろうか。
東西で極小化技術を競う世界。
ミニ…
60年近く前に考えられてた近未来はまだ東西覇権を競っている時代に、軍事兵器としてのミクロ化出来る技術が開発され、原子力潜水艇に乗り込み体内に潜入して外科手術を施す。
第二次世界大戦から朝鮮戦争を経て…