妹婿でもある友人の脱藩浪人を上意討ちにする侍を描く時代劇。現代人から見ると武家社会のシステムの歯車として驚くほど淡白として人を斬る彼らを、まるで川の流れのように自然の風景の一篇のごとく映す。討つ側の…
>>続きを読む◆あらすじ◆
戌井朔之助(東山紀之)は藩主の命により脱藩した佐久間森衛(片岡愛之助)を討つことになった。森衛の妻は朔之助の妹の田鶴(菊地凛子)であり、朔之助は田鶴を斬るかもしれないことに心を痛めなが…
堅っ苦しいが、思いやりに富んでいる。
本音を出すことが憚れる時代の物語なので、見る方は終始察し続ける必要があるが、その心情は複雑ではなくシンプルなので見やすかった。
上意のために、友を撃つ。
い…
忠誠心と正義VS友情、
そんな内面の葛藤をもっと描いて欲しかった気がしますが…
何もかもサラッとしすぎていて
やや物足りない。
女だてらに剣の使い手で、兄とも反りの合わない気の強い妹に菊地凛子さん…
親友でライバルで、義弟(妹の夫)を討てと藩から命じられた武士の心の葛藤を描く 藤沢周平の小説を東山紀之主演で映画化した2011年の作品
台風6号沖縄直撃で録り溜めてた映画イッキ観したらレビューが追…
決して派手さはないが安定の藤沢周平。
映像も音楽も作品に寄り添うよう。
世間での認知度が広がった頃の愛之助さん。
流石の演技。
一方主役のヒガシも歌舞伎の花形相手に
ちっとも負けていない。
もっと…
【女優が惜しい】
藤沢周平原作の映画には概して点が甘くなる私です。今回ももしかすると甘いかも知れませんが。
話自体はきわめて単純で、さほど起伏もありません。それを2時間ずっと飽きずに見られる映画…