このレビューはネタバレを含みます
出演者欄になぜか名前が載ってないので、一応強調しておきます。本作はロバート・パトリック主演の、実話を基に作られたクライムロードムービーとなっております。
いやはや不快。とにかく非道なロードムービー。どこまでが実話に忠実なのか知らないけど、アレもコレも実際に起こった事件だとしたら本当に嫌な気分になる。親切心で引き返してきた家族、キャンプを楽しむ新婚夫婦……ああぁ、せめてそこら辺だけはフィクションであってくれ……。
ストーリーの肝は、父親をなぜか善人だと思い込んでいる三兄弟が、道中で父親の恐ろしい本性を知ってしまい、どうするか? そして三兄弟がなぜ殺人罪で収監されていた父親が善人だと思い込んでいたのか、という点。
この凄惨な事件を引き起こした元凶、それは実はあの人物だったのでは。
詰まるところ、三兄弟も被害者。