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拳銃0号のmingoのレビュー・感想・評価

拳銃0号(1959年製作の映画)
3.4
事件記者シリーズへと続く山崎徳次郎監督による一つの拳銃を巡る数奇な運命物語。三保敬太郎のモダンジャズに松橋梅夫の撮影がノワールらしさを上乗せしている。当時の新橋、御茶ノ水、後楽園など池袋行きの丸ノ内線もかなり綺麗に活写されている。川地民夫、宍戸錠、岡田真澄、小沢昭一とかなり豪勢っちゃ豪勢なメンバーなのにイマイチな見せ場。。。安部徹はいつでも悪の親玉だな、にしてもクソほどダサい役者の無駄遣い感否めない。キャメラと音楽ないと駄作になりさがってしまうが、事件記者の前に作られただけあってエポックメイキング的作品ともとられるのかな。
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