リレー形式でランニングタイムは60分未満の作品だが、1つ1つのエピソードをじっくり、時間をかけて見せるので「短い」という気が起きない。
オープニングからルグラン風のジャズでカッコ良さ炸裂。
ギャング…
吾輩は拳銃である、名前は0号。
そんな物語。白黒映画。
0号が色々な人の手に渡り各人各様のドラマをつむぐ。
ホテルで髭をそってる間にゴミと共に捨てられ、浮浪者がたまたま拾い、それを売って…っ感じ。…
このレビューはネタバレを含みます
妖刀ならぬ妖気ただよう拳銃をめぐる人間模様。表現主義な画面設計とモダンジャズが物憂くながれる音響設計は完璧にフィルムノワール。なんだけどアレアレってかんじになってって不思議な和製ヌーヴェルヴァーグ作…
>>続きを読むにっかつビデオ N-149
日本に持ち運ばれた「拳銃0号」を巡るいくつかのエピソードを繋いだ群像劇的作品。
文献によっては、これが赤木圭一郎のデビュー作とされることもあるが誤り。また、クレジット…
護身用に日本に持ち込まれた拳銃が、さまざまな人の手を渡り歩いていく話。こういうタイプの物語は何が元祖なんだろう?斬新な気がする。
1時間弱と短いので、最初のギャングの話以外はもう少し掘り下げても良か…
事件記者シリーズへと続く山崎徳次郎監督による一つの拳銃を巡る数奇な運命物語。三保敬太郎のモダンジャズに松橋梅夫の撮影がノワールらしさを上乗せしている。当時の新橋、御茶ノ水、後楽園など池袋行きの丸ノ内…
>>続きを読む特集レイトショー/日活アルチザン 山崎徳次郎の仕事
松橋梅夫の撮影と三保敬太郎のモダン・ジャズの魅力に尽きる。監督と彼らのコラボはそのまま『事件記者』シリーズになだれ込む。
ダンパの若者風俗の描…