ファウストのおおなりのレビュー・感想・評価

2024.2.13
無駄なセリフを極限まで省いて映像で魅了するシュヴァンクマイエルの真骨頂。ピルケ・パトルケの、道化と鬼のしつこい会話や、テーブルから噴出する赤ワインのコメディチックな遊びは愉快で、物語の主人公というバトンが別の誰かに渡されるストーリーには唸らされる。そして、シュヴァンクマイエルが取る食べ物はあまり美味そうではない。

2021.5.4
シュヴァンクマイエル芸術映画の真髄を垣間見ることの出来る1作。素晴らしい。