ABBAッキオ

ファウストのABBAッキオのレビュー・感想・評価

ファウスト(1994年製作の映画)
4.0
 1994年チェコ。冴えない中年男(ピーター・セペック)が町で配られている地図が何となく気になり、場所を訪れて悪魔と出会うところから始まる。ゲーテのファウストに想を得た内容だがストーリーは奇想天外で予測不能、人形劇を用いた寓意に満ちた映像で、CGとか一切使わないのに見続けてしまう。俗物の主人公が1度は神に救いを求めようとしたのに簡単に悪魔に誘惑されて堕ちてしまうくだりに特に笑ってしまった。さすがに有名な監督作だけのことはある。
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