緒方監督が今作で描くのは、映像や情報の持つ【暴力性】。拡散するフェイクニュースと、それらを消費する人々の邪悪な欲望をあぶり出すドラマ。
ある朝、瞳の担任が児童ポルノ禁止法違反の容疑で警察に連行された。担任の性的動画が流出し、その相手が瞳だというデマが流れる。デマは事実のように広がっていき、追いつめられた瞳は自殺。ふたりはマスコミの格好の餌食となり、加熱した報道によって瞳の「虚像」が作られていくのだった。
★2018年プチョン国際ファンタスティック映画祭
アジア映画賞
★2018年バレンシア国際映画祭
【CINEMA JOVE】
脚本賞
若手審査員賞