天津甘栗

サトナム -インド初のNBA選手となった男-の天津甘栗のレビュー・感想・評価

3.2
アメリカさんの口のうまいポジティブな善意の市場開拓っぷりに、骨の髄まで浸透している資本主義思想をむちゃくちゃ感じた一本。

本作でサトナムの苦労を見ると、1巡目9位指名の八村塁、そして叩き上げでNBAエリートチームでのサポーティングキャストの座を確立した渡邊雄太の凄まじさを再認識。
ドラマはサトナムのドラフト指名までで幕を閉じるのだが、その後の彼はNBA下部組織Dリーグ(Development league)で大した成績を残せず、カナダのリーグへ移籍。その後結局プロバスケットは引退し、なんとプロレスに転向。今なお、インド国民の期待を一身に背負い、何とかしてアメリカンドリームを掴み取るべく切磋琢磨している。
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