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詩人の恋のsayanaのレビュー・感想・評価

詩人の恋(2017年製作の映画)
3.7
想いが通じ合っていても下せない選択がある。
たくさんある内の実を結ばない愛の一つ。
セユンが虚な目で「俺は一生どこにも行けない」と言うところが切なかった。バカなようで自分の現実をちゃんと悟ってる。正直で、リアルで、汚くて、美しい生き物。
『君の名前で僕を呼んで』と同じく、最後の涙が本当の想いを物語ってる。
美しい言葉に出会う度に一々泣いちゃうのやめたい。
ところで主演の俳優、ハナコの秋山にしか見えん。
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