国宝級の音響効果技師フォーリーアーティスト 胡定一さん
思ったより面白かったし、お勉強になる映画だった。
昔の台湾映画がたくさん見られた。最近見た映画もでてきたので、わかりやすかった。
以前の映画は全て吹きかえで、音楽や音響はもちろん俳優さんの台詞も声優さんがアフレコしていたそう。
機材の問題や技術面で、仕方なく後で音をつけるしかないと思っていたら、それはそうなんだけど、音も同時に撮るのは撮影場所を選ぶ。それも大変なこと。
音響に対する意識も時代とともに変わってくる。
昔の人は職人気質で怖い。でも胡さんは優しく話しかけてくれるお人柄。後継者は若い女性が1人のみ。同じ世界で映画監督として生きる息子さんの役に立つこともあるかと少なくなってきた仕事でも現役で毎日仕事場にいく。
でも2015年に解雇通達されて、ほぼリタイアのフリーランスだそうで。
そのオチ?がクスッと笑えて少し残念でもあり、哀愁を感じる。
映画のことをもっと知りたくなりました。