【あらすじ】
仏像工場で夜間の警備員として働くツァイプーと、その友人でゴミの計り売りで生計を立てているドゥーツァイはある日、暇つぶしにツァイプーの会社の社長がかつて乗っていた車のドライブレコーダーの…
おもしろかったー。ギャグがちゃんと笑えるし、群像劇を通して台湾の社会階層が見えてくるのもいい。ちょっとカウリスマキっぽい。しかしウケ狙いのメタ描写がたまに鼻についたのと、終盤はナレーションに頼り過ぎ…
>>続きを読む大仏に慈悲なし、性に愛なし、法律に公平なし、警察に正義なし…
生の平等も死の平等も存在しない。人類の孤独だけが共通している。
覗き見、人間離れ、風刺と適当な感傷。
黒白の稲田、彩色の無恥。
限…
コミカルでメタ的に描かれたこの映画では人間の空虚さがテーマだ。大仏の中身は空洞。同じく登場人物達も心の面で空洞。
金で愛を買うもの。金も愛もないもの。彼らの無粋な行いを全て見ていた大仏は住職に購入さ…
TIFFで。今回の映画祭で観た作品の中では上位に入る面白さだった。
ある仏像制作の中小企業で、監視員(とその友人)が会社の入り口わきにある監視員小屋でしゃべったりテレビ観たりするうちに羽目を外して社…
今年の台北映画祭のグランプリということで、TIFFにて。
台湾の映画は富裕層の生活を描いたものが多いから監督は社会の底辺にいる人たちの暮らしを描きたかったそう。
モノクロな映像の中、社長の車載カメラ…
ドキュメンタリーでキャリアを重ねてきたホアン・シンヤオ監督の短編「大佛」を長編にしたという意味で「大仏+」というタイトルが付けられた、コメディサスペンスヒューマンドラマ(?)。台北映画祭グランプリ受…
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