前々から気になっていたホラー作品。
何で気になってたかも忘れてたので「大陸のゾンビ物か、本当にアジアのホラー界隈はゾンビ好きだなぁ全く！どうせ素速いタイプでアクション多めなんだろ？^^」くらいの軽い気持ちで見始めた結果、とんでもない胸糞な人コワを通り越してもはや台湾怖い系ホラーになっていので後悔した。
まず序盤の老人達で歪な社会構造の中にある国なのだなと感じさせられ、いじめ主犯グループ中心に学級崩壊している様を見せられ、絶対悪手だろうという対応ばかりするスピリチュアル担任に絶望する所から始まる。
いやもう台湾ってなんなの？地獄なの？？
そうじゃないとしたら監督は台湾が嫌いなの？？？
そこから人間に対し好感を抱く事は一切なかった。
主人公に対してすらそうだった。
むしろ主人公は最高に悲しく愚かでゴミみてぇな人間だった。
しかし、だからこそあのオチが響くのかもしれない。
そうだよね、なりたくてそんな人間になったんじゃないよねと感じた時、本当にこの社会は幽霊や悪魔や、ゾンビやサメなんかよりも恐ろしいものだと実感させられた。
今回は台湾だっただけで、日本だって………。
