ハウス・オブ・トゥモローのboscoのレビュー・感想・評価

青春はとてつもなく短い。
灯火が揺れたどうかも分からないうちに終わりを迎えてしまう。

彼らは互いのトリムタブになれたのだろうか。

そんな疑問すらラストのライブで
全て吹き飛んでしまう。

対極的でありながらも特殊な環境で生きる二人。パンクに心惹かれ繋がりあう流れはとても自然で共感を呼ぶ。
ふと見渡す余裕が生まれ、周囲の大人たちの不器用な優しさに気づき成長する様は、この歳にも自戒の念を呼び起こされる。