ガリ

ハウス・オブ・トゥモローのガリのレビュー・感想・評価

ハウス・オブ・トゥモロー(2017年製作の映画)
2.6

難しい年頃の更に難しい状況。
友情は何事にも代えがたい。

少年セバスチャンは
おばあちゃんが地球崇拝者で
両親を亡くしたセバスチャンにも
自分を守護者と呼ばせ、学校にも行かせずに、地球の大切さ、資源の大切さを教えこんで2人で“ 明日の館”なる地球崇拝の拠点地を守っていた。信奉者は居ない。

そんなセバスチャンは
ジャレッドと出会う。
反骨心たっぷりで奔放な彼は
父が神父であり、それに抗っている。
彼の父と姉の彼への対応と本音は切なすぎる。
心臓移植を受けたばかりではあるが、
薬の副作用や不安定さに命を諦めているジャレッド。。


2人はメタルによって通じあった。
いや、彼らにある寂しさが共鳴したのか?

はじめてできた友達。はじめて聴いたパンク!はじめて飲んだコーラ!
はじめて行ったライブハウス。はじめて飲んだびーる。

セバスチャンは背徳すぎて
ばあちゃんの元に戻ってしまう。

クールに見えるジャレッドはそれにショックを受け、皆の本音を引き出すことになる。

2人はメタルをお披露目できるのか?


なんだかテーマは山盛りなのだけど
なんか重要な所抑えてないというか。。

音楽も微妙だしなぁ。。

もっと泣けるくらいの要素はあるはずなのにテーマに分散してしまって
なんか散漫。

結局これだけのテーマあげといて
何が言いたいのか?

地球より目先の友達見れや!!って言ってもやん。
地球かわいそ。。
ガリ

ガリ