東京国際映画祭2本目。
青春ロックものとだけしか知らず、モヒカンの男の子のイメージ写真を見ていたのでもっとハードな感じかと思ったら、想像していたよりも随分入り込みやすい映画だった。
保護者って小さい頃の子供にとって、神様みたいな絶対的な存在なんだな。
その神様みたいな保護者の殻を破って飛び出していったからこそ、保護者の苦労も見えて、視野が広がり成長できる。
そこら辺を説教臭くなく、2人の青春ムービーな温度で描いてくれたので観ていてすごく楽しかった。
お姉ちゃんが泣きながら言っていた、自分は自分が演じるべき役割を演じている、の一言がかなりグッときた。優しくするだけが優しさじゃないよな。