東京国際映画祭21本目は、TIFFティーンズ部門の「ハウス・オブ・トゥモロー」。
エプコットみたいな円形ドームにおばあちゃんと暮らすセバスチャン。2人はオーガニックな理想郷を信じて暮らしていたが、見学に来たパンク好きの青年ジャレッドに感化されて、それまでの僧侶のような生活からパンクの世界に飛び出す!
「シング・ストリート」みたいに、どっぷり音楽の映画ではなく、祖母と二人暮らしのセバスチャンが、心臓移植であらゆることが制限されたジャレッドが、自分の殻を破るための表現としてのパンク。
主演に「ヒューゴの不思議な発明」のエイサ・バターフィールド。85分でスッキリまとめた青春映画の秀作。