子供の時にみた、キラキラした女子高生が忘れられず、90年代の高校生を神格化している自分にとってこの映画の鑑賞は待ち侘びたものだった!
映画に出てくるワード、服装、言葉、全て懐かしく共感を呼ぶのだけれど…
実際に90年代〜に青春時代を迎えた、
ハマる人(世代)には、すごくハマり、高揚するほどの感動を味わえるのだと思うのだが、その層から外れてしまっている私は、この時代が好きなんだけれども、そこまでの共感と感動を呼びおこせる作品ではなかった。
90年代〜00年初頭くらいまでって、第2の平安時代なんじゃないかと思うくらい、その時の日本でしか感じられない、独特な文化が次々と生まれ広まった年代だと思う。音楽シーンしかり、この映画にもでてくる高校生ブランドしかり、今よりももっと日本全体で一体感情というか、共通の話題というものを常に持ってたような気がする。
あまりハマらなかったけど、この映画を通して90年代を魅力的に感じ続けていた理由を再確認できた気がした。