金鹿

リズと青い鳥の金鹿のレビュー・感想・評価

リズと青い鳥(2018年製作の映画)
4.0
3期前に再視聴。
最初は本編とキャラデが違って違和感あったが、この作風だとキャラデ変更は最善と認識改め。
絵本をモチーフとした楽曲は主役2人の物語とシンクロしていて、ストーリーが進む毎にどちらがリズで青い鳥なのか気付いていく展開が非常に観ていて心地よい。
素人の自分が聴いても前半と後半でオーボエの演奏の違いを感じる事が出来るので、
演出の丁寧さに感動を覚える。
覚醒みぞれちゃんの本番演奏は誓いのフィナーレの方に持ち越す展開もにくい。

多用される上履きのアップシーンで1.2.3年生のそれぞれの立場による寄り添い方や感情が表現されているので山田監督は天才だと思った。

本編も含めてキャラの成長描写が上手い作品なので、最上級生で部長として北宇治を引っ張っていく久美子ちゃんの集大成として描かれる3期も今から非常に楽しみ。
金鹿

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