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リズと青い鳥のaroのレビュー・感想・評価

リズと青い鳥(2018年製作の映画)
3.6
聲の形と同じ製作陣ということで、公開期間ギリギリの滑り込みで鑑賞。

京アニの映像の素晴らしさはさすが、しかしながら映画館で男一人で鑑賞したのは間違いだった気もする。笑

吹奏楽部の中心的存在で社交的で周囲から慕われる希美と、圧倒的な才能に恵まれながら内向的で周囲とうまく打ち解けられず、希美に依存するみぞれ、劇中の『リズと青い鳥』という作品を通して、愛しいという気持ちの在り方を問われているような内容で、細かいシーンの仕事の丁寧さが素晴らしかった。

吹奏楽部の練習が行われる音楽室と科学室、部員がパート練を行う中庭?的な場所の位置関係とかも絶妙。笑

クライマックスが大会のシーンとかじゃないのも良かった♪

個人的には聲の形の方が好きだったけれど、改めて人の気持ちの表現の繊細な切り取り方がとても上手いチームだなと改めて感じた作品でした!
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