個人的にも時系列的にも市村崑オリジナルの「足にさわった女」を観た後に、この増村保造版の同作は観られる。これから観るぞという観客は市川崑のコメディタッチで愛情にあふれ、軽やかにキャラクターが動く作品を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
圧倒的に市川崑監督版の方が話の展開やら背景やらが緻密で丁寧でちょっと残念
美人掏摸の京マチ子と翻弄される人々を楽しむ気持ちでいたが、それよりも厚木飛行場への反感がかなり窺われ、軽快さや高揚感は抑えら…
オープニングショットの足は素晴らしく、期待を抱かせたが、そこがピークだったかも
85分の割にめちゃくちゃ長く感じた。美人のスリというキャラを京マチ子がしてるだけ。
今まで見た増村保造の中で一番微妙だ…
大阪から東京に向かう特急列車の中に女スリ師塩沢さや(京マチ子)が故郷へ向かう為に乗っていた。そこに偶然乗っていたのが前からさやを追っている刑事北平八郎(ハナ肇)だった。
京マチ子主演、増村保造監督…