娘の婚約者に妻を寝取らせる事で活力を取り戻そうとする、中村鴈治郎演じる美術商。
全員恐いんだけど、中でも京マチ子の恐ろしいほどの妖艶さに目が離せない。
ヌードなんかの直接的表現は無いにも関わらず、こ…
精力の衰えに悩む古美術鑑定家の剣持は、娘と結婚させようと思っている病院のインターンの木村と自分の若い妻を近づけ、嫉妬から自らの性欲を掻き立てようとする。この設定からもうどうかしてる。酒を飲むたびに酔…
>>続きを読む「嫉妬というやつは、大変気持が若々しくなるね」
魑魅魍魎の人間模様と、惚れ惚れする大映画面。
仲代達矢が「何を考えてるかわからない新世代の若者」代表だった時代だ。
時代もあるが、それでなくとも上品…
「さよなら、こんにちわ」の市川崑監督作品。和田夏十と長谷部慶次に市川崑脚本。谷崎潤一郎の同名小説を映画化。中村鴈治郎、京マチ子、仲代達也主演映画。
川島なお美、柄本明主演版を観て本家第一作目を鑑賞…
それぞれ抱く憶測が見事なまでに当たり(ただ各々が本当に望むものは当たらない)、知らず知らずのうちに連結することで全ての関係か作用する。ここの中全てに愛なんてものが1ミリも無い。一見、関係性はドレッシ…
>>続きを読む京マチ子の逆ハの字眉毛と、娘の三角眉毛の主張が強くて最初こそ話が入ってこなかったけど、とてもおもしろかった。客が来てるのに急に風呂に入り出し、おまけに気を失う(フリをする)京マチ子はさすがに意味がわ…
>>続きを読む昔の映画でもちょっとだけ見てみよ、と思ったら、あまりに面白すぎて止まらなかった。
谷崎の原作を読んでないし、現代の感覚見た感想でしかないけど、登場人物全員、何を考えているのかサッパリわからない。
だ…