谷崎潤一郎の小説を翻案に市川崑が映画化。小説の映画化が多い市川崑の描くセクシャルな文芸映画。やはり京マチ子はファム・ファタール的な役割を担うが、耽美主義な文脈と泥沼な感情がこの映画全体を覆う。倒錯し…
>>続きを読む脚本、映像共によかった。キーアイテムとなる緑と赤の缶も発色が他の物に比べてわかりやすくなってて良かった。性描写がくるなってタイミングで急に電車が連結して蒸気が出る映像に切り替わったり、女の裸体を足か…
>>続きを読む最っ高!!!
のっけから能面みたいな顔でまばたきせずにつんのめるように喋りだす仲代達矢の気味の悪さにただならぬものを感じるのも束の間、素晴らしいのは、そのあと、そのまんま、その流れでするっとカメラが…
なんてカッコいい映像!!古い映画がこんなにも面白いとは!気味の悪いブラックユーモア炸裂、どの人物の口調も真似したくなるようなクセの強さ。
京マチ子の存在感はひときわ光っていた。他の作品ではどんな顔を…
とにかく仲代達矢が気色悪い
各々の楽しすぎる役者陣、最高!
曲者揃いの中でも北林谷栄の存在感ったら
人物対比が分かりやすいエンタメ作品で
序盤のストップモーションはじめ
映像的にも大変好みな一本
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