もか

鍵のもかのネタバレレビュー・内容・結末

(1959年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

75点

妻に嫉妬したい夫
母に嫉妬する娘
人妻を気になってしまった男

京マチ子演じる郁子は、その美貌とうちに秘めた嫌らしさからいろんな人を惑わしていく。

さすがは谷崎潤一郎だなと感じた。

1974年 鍵(神代辰巳)
1997年 鍵(池田敏春)

とは違って、日記の鍵をアレンジして裏口の鍵を題名の由来にしているのが良いなと感じた。

恐らく原作をかなりアレンジしていると思うが、それはそれで素晴らしい作品になっていると感じた。

誰一人として、夫(父親)の事を心配しない家族を、お手伝いさんだけが
もか

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