ゆみモン

鍵のゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

(1959年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

なんともおどろおどろしい作品。
原作とは少し異なるので「鍵」というタイトルが宙に浮いてしまった感はある。が、これはこれで十分、自分の性的衰えを倒錯した方法で満たそうとする老人の哀れさが表現されていると思う。
京マチ子の見せないエロティシズム。あの眉毛には笑ってしまうが…。中村鴈治郎のエロ爺ぶり。仲代達矢(若くてイケメンでびっくり❕)の小狡さ。
そしてブラックコメディ的なラスト。本当にばあやがわざと毒を盛ったのか?なんのために?
ストーリー中にヒントがあったのか?
私にはわからなかった。