RuiAuden

ギャング・イン・ニューヨークのRuiAudenのレビュー・感想・評価

1.5
本作も御多分に洩れず『グッドフェローズ』スタイルであるが、その中身は噂に違わぬ駄作。ジョン・ゴッティという人物像を全く捉えきれていないばかりか、これほど焦点が合わず、脈絡なくタラタラと退屈なマフィア映画もそうそうないので、反面教師的に観る他ない(数ある資料映像とペラペラな演出をテキトーにサクサク切り貼りしたような編集にあくびが止まらない)のだ。RICO法やロイ・コーン(ゴッティの顧問弁護士)など重要なキーワードは劇中で「お気持ち」程度に言及されるのみで、深掘りされることはない。
RuiAuden

RuiAuden