たけちゃん

ファイティング・ファミリーのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.2
第2の俺なんか目指すな!最初の自分になれ(*`ω´)b


スティーブン・マーチャント監督 2019年製作
主演フローレンス・ピュー


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、8月17日はサラヤ・ジェイド・ヴェビスのお誕生日です……と言っても、どなた?って思いますよね。僕も何気に調べてメモしてあっただけで、今回気づきました(笑)


【サラヤ・ジェイド・ヴェビス】
1992年8月17日生まれの元女子プロレスラー。2005年に家族経営のWAWにおいて、13歳でデビュー。家族全員がプロレスラー。
2011年にWWEのトライアウトを受けて合格。ペイジのリングネームで活動。
2013年、NXTの初代女子王者となる。
2016年に首を負傷し、ドクターストップ。
2018年に現役を引退。

この映画は2012年に発表されたドキュメンタリー「The Wrestlers : Fighting with My Family」を原作にして撮影されたものです。







さて、映画です。
面白かったなぁ。胸熱( ˘ ˘ )ウンウン
実話もの、大好物だしね!
僕がプロレスに詳しくなくて、残念(>_<”)

この映画を観たきっかけは、もちろんフローレンス・ピュー目当てです。「ブラック・ウィドウ」を観て以来、ますます好きになっていたので他にも出演作探したところ見つけたんです。ジャケ写にはロック様ことドウェイン・ジョンソンのお姿も。しかも、まるで主人公の如き大きさ(笑)
でも、これジャケ詐欺で、重要ではあるけれど、こんな大きさで載る出演時間ではありませぬ😱


でも、他の出演者含め、みんな良かったね。
まずはお父さん役のニック・フロスト。
エドガー・ライト監督作などで、サイモン・ペッグとのコンビで活躍していましたよね。僕は「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ」大好きマンなので、ニック・フロストが出ているだけでニンマリ😆
特に、サラヤやザックの子供時代を映す前半は良かったなぁ。ずっとニヤニヤしてました(ˆωˆ )フフフ…
あと、ロック様とのやり取りもサイコー!


お母さんはレナ・ヘディ。
大好きなターミネータードラマ「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」でのサラ・コナー役がとても好きでした。他にも「300」の王妃なんかも好きでしたね~( ˘ ˘ )ウンウン
今回はただのお母さんではなく、リングにも上がるレスラーなので体作り、大変だったんじゃないかなぁ。

この両親2人のエピソードが実話で笑う。
エンドロールに本人出てきますよ(⑅•͈૦•͈⑅)


で、兄のザック役がジャック・ロウデン。
この兄のザックが良かったんですよねぇ……。
近所のガキンチョ集めてレスリング教えるとか、ほんと好青年なのよ。チャンピオンベルトではないけれど、幸せを手にしました。
ジャック・ロウデンは「ダンケルク」でトム・ハーディと一緒にスピットファイアを操縦していたようですが、顔は覚えてなかったなぁ……(>_<”)メンゴ


そして、今作の白眉がコーチのヴィンス・ヴォーン。
コメディアンでベン・スティラー作品などによく出ていますが、今作はおふざけ一切無し。鬼コーチ役が良かった。しかも、抱えている過去にも泣く😭
ラストに泣かされましたよ。


ロック様ことドウェイン・ジョンソンは本人ままの美味しい役。これはずりぃなぁ(ˆωˆ )フフフ…


って感じで、スポ根要素は思ったよりも少な目なんですけど、実話だと思うとグッとくる。あと、フローレンス・ピューが全然可愛くないの(笑)
これはわざとですが、ゴスロリっぽいメイクで、ヒールな感じ。ホグワーツに帰れ!とか言われている(笑)
ところが、可愛さを見せないのに、可愛いのよね。スタントの吹き替えもあるようですが、実際にプロレスしているシーンもあったよねぇ。
この映画を観ると、後の「ブラック・ウィドウ」のアクションにも納得です( ´ω`)و グッ!



最後に音ネタ💩ウンチクンです(^-^)/
この映画はプロレスものでもあるので、ヘヴィメタ系の曲が多い印象ですね。

まず、サラヤが子供から入れ替わり、成長してリングに上がる場面で流れるのがモトリー・クルーの「ワイルドサイド」です。これは上がった(ˆωˆ )フフフ…
モトリー・クルーはLAメタルと呼ばれるバンドですが、MTV世代でもあり、当時めちゃめちゃオンエアされて、ヒット曲が多いです。この「ワイルドサイド」は1987年に発表されたアルバム「Girls, Girls, Girls」のリードトラック。大ヒットしましたよ。


ザックがワゴンに子供たちを乗せて歌いながら走る場面の曲はアイアン・メイデンの「Bring Your Daughter To Slaughter」です。ノリノリでめちゃカッコイイ!
アイアン・メイデンはイギリス出身のヘヴィメタルバンド、いわゆるNWOBHMと呼ばれるバンドですね。
でも、僕はメタル系、あまり聴いてこなかったので、このへんは"にっきい"さんに聞いた方がいいかも(*^-^*)ゞテヘヘ


サラヤが挫折から復帰してトレーニングに打ち込む場面で流れているのがサンダープッシーの「Taking Care of Business」です。もう、全く知らない人(笑)。でも、サンダープッシーって……。


サラヤの復活、そしてWWEのリングへの挑戦とと並行してザックも地元で自分のやるべきことを再確認。そこで流れているのがモーターヘッドの「Born To Raise Hell」です。これもめちゃ良い(⑅•͈૦•͈⑅)
モーターヘッドはスラッシュメタルでいい?こだわりのある方、いると思うので強くは言いません( ¯−¯ )フッ
この曲は1993年発表の「Bastards」に収録されています。いつのどの曲を聴いてもモーターヘッド( ˘ ˘ )ウンウン


本人映像が終わり、エンドロールになって流れるのがエリー・ゴールディングの「Do You Remember」です。エリー・ゴールディングはイギリス出身のシンガーソングライターで、2010年から活動しています。この曲は「ファイティング・ファミリー」からのシングルカットのようですが、とても明るくて元気になる良い曲ですよね!


普段聴かない曲も聴けて大満足😋
映画も思ったより良いので、よろしければぜひ!