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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!のkのレビュー・感想・評価

2.5
中学生が書いた脚本とカメラワークで、プロの役者・プロのカメラマンが作ったみたいな映画。

「逆にこれは何か意図があるのだろうか。。。」と気になるような台詞回しなどが多々あったが、最終的にその伏線(?)が回収されるわけでもないので、観ていてモヤモヤしてしまった。笑

映画自体の世界観が強すぎるせいで、登場人物1人1人のキャラクターが見えてこない。ずっとギャグを見ている気持ちになる。

キャスティングはとても好きだった。
自分の歌に自信が持てないシンガーソングライター役の吉岡里帆と、爆発的人気を誇るアングラバンドのボーカリスト役の阿部サダヲが出てくる。
阿部サダヲのマネージャー役で千葉雄大が出てくるが、いつもと違う千葉雄大が見られて面白かった。

阿部サダヲの歌がめちゃめちゃ良いし劇中歌もめちゃめちゃ良いな、と思いながら映画を観ていたら、エンドロールに「HYDE」「never young beach」「あいみょん」「橋本絵莉子」「いしわたり淳治」など錚々たるメンツのクレジットが。。。これはやばいて~

(全然関係ないけど、小峠の台詞にある「犯行 Let's Go」はラモーンズの「hey ho Let's go」のオマージュだったりするのかな?笑)
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