マッサージ屋

二重性活 女子大生の秘密レポートのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

3.0
ベルリンの大学で数学を学ぶソニア(スベニア・ヤング)は親もとを離れた事もあり自由を謳歌していた。
無職の若者ラジャ(マテウス・ドピエラルスキ)と恋に落ちたソニアだが、彼の金銭トラブルを解消する為にチャットレディのバイトを始めた。
お金を稼いだが出費も激しくなり、ついには売春宿で働く事に・・・。

日本劇場未公開作品。
皆さんが書かれてる通り、邦題から想像するとポップなエロ作品かと思ってしまう。
確かにオープニングから主演のスベニア・ヤングがオッパイ丸出しの全羅シーンですが、ストーリーはそこまで軽くはない。

というか、ダメんずにハマった女性が落ちていく典型的な物語なんですよね。
日本映画でもこのテのストーリーは多いですよね。

最初はビデオチャットで画面の向こうの男相手にオナニーを披露するような仕事だったのに、金が無くなったのと彼氏とのすれ違い生活から本番ナシの売春婦へ。
さらに不景気からついには変態男の相手や、本番アリの売春へ…と絵に描いたような流れなんです。
でももうブレーキがかけられない。
大学の友達には裏切られたたり…とドン底に。

「自由を求めてベルリンにやって来たはずが、縛られていき…」的な台詞はとても切ない。

実話ベースらしいが、確かに日本でもありがちな話ですから。

しかし数々の変態プレイシーンは同じ男でもさすがに引くわ(笑)
ホント、嫌味ではなくそういった風俗嬢さんには感心します。