風来のリヨナ

ザ・シェル 第三次大戦の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

ザ・シェル 第三次大戦(2016年製作の映画)
1.4
戻して

ロボットの反乱で滅亡の危機まで追い込まれた人類…現在は小康状態なものの未だにAIとの情勢はひりついてる。そんな時、非武装地帯を侵犯したドローンの調査に向かった兵士バーバラはこの戦いで半身不随になっちゃった。

これを何とか出来るのが”シェル”と呼ばれる未来技術。ボディに意識を転送するあれ。妹のお誘いで完全にフィフスがエレメントしそうなアバターに身を包んだところ、自分を”カーリー”と呼ぶ連中に鹵獲されてしまい…みたいな。

あと3日でU-NEXTから消える1.5星(アマプラ生存?)
僕は攻殻機動隊は全然知らんのですが、断片的にはこういう世界なんじゃないかと思ってて、あの手のSFが大好きなんだなぁとひしひしと感じられる低予算SF。シェル…延滞者…報酬はカロリー…クラス2業務…芳醇だ。

説明不足に加え、各シーンの繋がりの不明瞭さがエグいので、(こうなのかな?)という想像を働かせて推理する必要があり、監督か脚本かの世界観が先行し過ぎな感じです。

この手のSFでは有りがちながら、意外と込み入った脚本のためお話自体は普通に楽しいですが、とんでも無く諸々が拙いので品質に対して要求される読解のレベルが異常に高い。やりたいことは分かる…。分かるけど…。

ドローンのCGが抜きん出て良いので、これをもっとバンバンやって良かったと思います。

個人的に気に入ったのは、空アバターが瞬きしてるとこ、階段の上から下に撃つ奴を3回くらいやるとこです。
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