連続シリーズで描いていくべきエピソードの数々とキャスティングを無理やり凝縮した2時間ドラマ。
毎回同じ展開の心温まるエピソードの数々を見せてくれる。一方、それぞれが伏線となって大団円的に終わる訳ではない。
終盤明らかになった真犯人も「はい、そうですか」といったようなオチ。しかもよく考えれば恨みを持つ相手は彼女じゃなくて、組織のルールなのでは…。
テレビで見ている俳優が一挙集まってるだけで、ラストの真犯人でさえ俳優頼み。
木村拓哉さん演じる主人公が空気が読めない/頭が切れる性格ってHERO感満載。会話の途中に閃いてどっか行っちゃう→実は先回りして〇〇してました の流れも既視感しかない。なのにクライマックスで間に合うのは力技かい！と突っ込んだ。
序盤のホテルで行き交う人達を映すシーンは「グランドホテル」の匂いを醸し出していて良かった。
新作も楽しみです。
