このレビューはネタバレを含みます
老婆役の時から松たか子が演じていることに気付いちゃった。
ミスリードを誘うため、その時点で観客が知らない真相でパートは終了する。
結末を知ると上手いストーリー構成だとは思うが、僕は『松たか子がここでお役御免になるかな?』とストーリーとは全然違う謎が頭をぐるぐると駆け巡った2時間だった。
印象的なセリフ。
『ホテルに来るお客様は仮面を被っている。』
もちろん刑事なのにホテルの受付をしている主人公も。
ラストシーン仮面を被っている長澤まさみが登場する。
彼女も仮面を被っていたと映画は言いたかったのだろうか?
映画を見終わった後、ずっと考えている。
仮面を被っている僕が。