プライア

マスカレード・ホテルのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

................................................................................................
連続殺人事件があり、次回の犯行現場が毎回予告されてた。
次の現場はホテルで、そこに刑事のキムタクらが潜入する。
でホテルマンとして勤務、指導役にまさみがつく。

オムニバスみたいな感じで、色んな客とのトラブルとその解決が描かれる。
と思ってたら実はその中の一人が真犯人だった。

連続殺人犯なのではなくて、自分が2人の人間を殺したくて、
捜査のかく乱のためにネットで別の殺人予定者に呼びかけ、
まるで4件連続の殺人かのように見せようとしてたのだった。

結局標的となってたのはまさみであった。
過去のホテルマンとしての正しい対応を逆恨みされてのもの。
殺されかけた所にキムタクが飛び込み、救助。ハッピーエンド。
................................................................................................

キムタクが好きじゃないので、劇場ではスルーした映画。
改めてTVで見たが、なかなかよくできてて映画館で見る並に集中して見れた。
キムタクも好きじゃあないが、なかなか良かったと思う。

犯人が松たか子なのにもびっくり。これはうまい手法やな。
序盤から盲目を装った老婆として出てたが、まさか松とは気付かず(場)
しかも相応の理由で盲目を装ってた、って一旦解決した案件だっただけに。

舞台は常に豪華なホテルの中で、全体として雰囲気がいい。
その中で起きる人間模様。みんな生身の人間だから、本音も抱えてる。

そういう表現がうまくできてて、本当に良い映画だと思った。
キムタクでなかったら☆5つをつけてたかも知れん(場)
プライア

プライア