ryodan

ニューヨーク ザ・ギャング・シティのryodanのレビュー・感想・評価

3.6
つまらなくはないけど華がないねっていう話。ボニー&クライドというよりは、クラレンス&アラバマと言った方が親しみやすくて応援に力が入りました。見ていて危なっかしくてしょうがない。でもケンカしても直ぐに仲直りしてしまう所は見習いたいです。将来性が全くなくても、とにかく相手がいてくれればいいなんて素敵な話ですね!作り話ならそんなバカなですけど、実話という前フリがこんなにも美しくなるなんてね。A・ガルシアのキャスティングは正直謎です。彼の90年代の作品しか見たことないので、芝居の仕方が変わっていてビックリ。二人で電話ボックスでイチャついたり、屋上でプロポーズしたり、「トゥルー・ロマンス」のオマージュなのかというぐらいよせてます。もう、そうにしか見えなかったな。そうやって投影することで成り立つ作品なんでしょうね。
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