このレビューはネタバレを含みます
映画館で鑑賞
どうとでも受け取ることのできる作品。
人間が超えては行けない領域。
言わゆる“神”に近づいてしまったウィリアム。怖いのは、彼にとって“当たり前”になり、そしてそれでお金が回ってしまったこと。
でも、全否定するものでもなく、この事実を測るのは、今ある法律と社会的な倫理観。個の時代において、選択する権利がある以上、そこに踏み入ることは出来ない。
1つはっきりと言えることは、「秩序の崩壊」だと思います。
彼が残したものは、ドーナツの内側の輪のようなミニチュア。「高熱の輪」なのかなと思いました。