ナヲト

オンリー・ザ・ブレイブのナヲトのレビュー・感想・評価

4.0
2018年07/14劇場鑑賞
2024年自宅鑑賞9作目(9本目)

2018年に鑑賞して以来となる自宅鑑賞。
ちゃん嫁にオススメ作品として紹介したら滅茶苦茶気に入ってくれた。

2018年のブログに書いた文章を以下に引用。

2018年はジョシュ・ブローリンの当たり年!
本作(本国公開は2017年)、『ボーダーライン ソルジャーズデイ』、『デッドプール2』、そして『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』と、4本のメジャータイトルに彼が出演しており、しかもそのいずれがもメインの役どころでの起用という!

短期間で多様な役を演じ分けたジョシュ・ブローリンの器用さにまず最大級の賛辞を送りたい。
どの作品でも演じた役には実在感を感じさせる演技を披露しており、一気に彼のファンになってしまった。
以前から彼の事は勿論知っていたが、実はジョシュ・ブローリンという俳優を俳優としてしっかり認識したのは2018年が初めてだったかも知れない。

さて、彼についての記述はこの辺りにして、本作について述べたいと思う。
本作は大規模な山火事・森林火災に対処するため、精鋭の消防士のみを集めて組織された森林火災消防隊「ホットショット」にスポットを当てた作品。
日本は湿潤な気候が幸いして大規模な森林火災には馴染みがないが、アメリカでは日本の大都市が丸々飲み込まれるような規模の森林火災が毎年起きている。
そしてそれらの火災には「毒を以て毒を制す」が如く、火を用いて大規模火災に戦いを挑む森林火災の専門家、ホットショットが対応に当たる。
本作は森林火災に立ち向かう主人公達がホットショットを目指して審査に挑み、各隊員が個人としてもチームとしても成長していく様子が丁寧に描かれている。
チームアップの課程が丁寧に描写され、存分に感情移入をさせられている分、ラスト15分ほどの展開に重みが生じる。

僕は結末を知らないまま本作を鑑賞したが、実話を基にした作品である以上アメリカ国民の多くが物語の結末を知った状態で本作を鑑賞したことになる。そんな彼らが本作にどういう感想を抱いたのか気になる。

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