みーちゃん

犯罪都市のみーちゃんのレビュー・感想・評価

犯罪都市(2017年製作の映画)
3.7
悪人伝を劇場で観た時も、"極悪組長×暴力刑事" で、マブリーはどっちなのかしら?というところから楽しみだった。本作もジャケットだけでは分からないので、そこから。

だから、登場の瞬間は、今回もあちら側?と思いきや、30秒後に「違う!今回はこちらの顔なのね♡」となった。

それしても、この登場シーンが良い。何がって、マブリーの背後からのショット。しかも肩から上のアップ。このフォルムが本当にいい✨通話しながらの面倒くさそうな表情も素敵✨そして、マブリーが視覚に入った途端、なぜか微笑む少年と、安心感に包まれる商店街。マブリーを通して見たいものが詰まっていて嬉しくなる。

前半の黒竜組のバイオレンスシーンは正視できず、所々飛ばして観た。銃とは違い、特に斧の凄惨さ、義理人情が一切通じない不気味さと卑しさが恐ろしい。

終盤は彼らが急に弱くなった気がしたけど、強力班には大怪我してほしくないからその方がいいし、今回もそんな細かいことは、マブリーが全部吹き飛ばしてくれた。