犯罪都市の映画好きの柴犬のレビュー・感想・評価

マブ味、堪能

　残忍な中国系新興ヤクザと地元ヤクザの抗争に介入したコワモテ刑事（マ・ドンソク）の死闘を描く、クライムバイオレンスアクション。

　「悪人伝」に続いてマブリー主演作を鑑賞（公開はこちらが先）。やっぱり、マブリーの溢れる正義感や愛嬌は、「悪人伝」の組長役より刑事役の方が合ってるよね。

　三つ巴の構造とか、かなり「悪人伝」との共通項が多いけど、役柄に対する納得感とか、ストレートなバイオレンス描写とか、スピーディーなストーリー展開とか、本作の方がツボにハマって楽しめた。