ひで

犯罪都市のひでのレビュー・感想・評価

犯罪都市(2017年製作の映画)
4.7
マドンソクのこの人相の悪さ。 こいつが 凶悪な 顔面してて 実は 凶悪犯と戦う 善人だという 、そのギャップがたまらなく面白い。
昔 なんば花月の近くで吉本1の強面の島木譲二が おばあさんを背負って 横断歩道を歩いてた のを見て 、なんちゅう舞台とのギャップ やと思いました。 そうやま あ ドンソクって島木譲二に似てるな。
ちょっと。

何が始まるのかと思ったら 犯人は 人間性のかけらもない 人の命なんか ゴミみたいなもん と思ってるような そんな奴ら。 そんな奴だって結構 頭 切れるんだよね。 でも マドンソクって 結構強い ナイフの1本や 2本で立ち向かって行っても 反対に手をおられる 腕を折られる。 そんな 勧善懲悪は 今日本の映画ではあんまりないんじゃないかな。 北野たけしの この男凶暴なり 最初 見た時は これは 映画館に革命を起こしたと思ったが やっぱり 日本人は義理人情というのがあって この映画の犯人みたいに徹底的に悪くならない 悪くできない ちょっと中途半端な 悪人なんだな。 ところが ここの映画の犯人は とにかく悪い 何もいいことがない。 そこをマドンソクが素手で やっつける。 そこも 痛快 なんだなあと思っ た。 ブルースリー やジャッキーチェン などの 香港映画は 最後 最後の最後まで 素手でやっつけるんだな。 素手でやっつけることほど 悪人にとって 屈辱的なものはない。 女子が 美に憧れるのと同様に男子は この素手での強さに 深層心理 憧れるんだな。 だからこの映画は面白い。 珍しく 私が Amazon プライムで 途中休憩せずに 一気に 見た映画。 さて 続編もあるみたいだから早く見ようと。
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