Naoya

さくらになるのNaoyaのレビュー・感想・評価

さくらになる(2017年製作の映画)
2.4
人間が、桜になって死んでいくという原因不明の病が蔓延していた。いつしか、桜になって死んでいく事が日常になっていた。SFドラマ作。設定自身の斬新さが光るが、本作ではそれが“日常化”しており、その中でどのような人生を辿るのか、変化を残していくのか。設定で盛り上げられそうな物語を、あえてそれを抱えた人物を中心にすることで、ヒューマンドラマがより深くも感じられる。本作での桜の咲くシーンは、残酷なシーンにも感じさせつつ、桜本来の美しさがあり、印象深い。
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