キネマ寸評

人狼のキネマ寸評のレビュー・感想・評価

人狼(2018年製作の映画)
4.0
設定を韓国に変えた2029年。
割と忠実なリメイクでしかも上手いこと新設定に書き直している。

大きく違うのは本当のラスト。
これはこれでまあいいか。
オリジナルのラスト別バージョン版見せられてる感じだった。

アクションのキレが良い。
展望台の近接戦闘や下水道の攻防。カーアクションもありオリジナルを超えている。それでいて私的で叙情的な男女のやりとりもややネーチャンがウェットだがうまく再現表現されていた。押井パイセンだとこんなにエンタメには実写で撮れなかったと想う。あの人実写だと暴走するし。

それでもラストの下水道攻防はケルベロスのクライマックスと久々観比べてみたくなった。

赤目のスーツはなかなかのクオリティ。
この映画観る人はだいたいあの赤目を観るのが目的なはずなんで、満足。

それにしても韓国アクションはクオリティが高い。軍が身近なだけにリアリティが違う。
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