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人狼のTAMUのレビュー・感想・評価

人狼(2018年製作の映画)
2.8
ネトフリ加入してるのだったら、見ないとかあり得ない!と意気込んだ本作。
なにせ、カン・ドンウォン、ハン・ヒョジョのヲレのお気にがツートップを務め、我らがキング、チョン・ウソンが『監視者たち』の恨みをハン・ヒョジョに返す可能性もあり、SHINeeのミノ、ハンイェリ 、シン・ウンスら豪華キャストが脇を固める。

そしてそして、近作は琴線に触れませんが、腐っても『反則王』のキム・ジウン監督の最新作。

一方、私は人狼と言われても、人狼ゲーム?とかなる程度で、人狼ゲームが何かすら分かっておらず、ついでに本作はそれとは無関係。日本のアニメ「人狼」の舞台を10年後の韓国に設定を置き換えたリメイクとのことですが、アニメ無頓着なので当然原作は未読💦

冒頭に、ナレーションが入り「誤って女生徒を撃ってしまった特機隊は、心に傷を負い、覆面を被り人の心を失った」など、人狼誕生に至る非常に飲み込みづらい説明…

そして、10年後の韓国は南北統一反対デモ集団と警察隊が対峙するという、最早、現状の南北融和な環境ではかなりキツイ舞台設定。。

そこから何処から突っ込んで良いか分からない金に糸目をつけないエピソードが次から次へと展開され…

コレ難しいwww

見終わって調べて見ましたが、本作は『密偵』で680万の動員を記録したワーナーブラザーズコリアとキム・ジウン監督コンビの2作目で、観客動員600万を見込んで約20億注ぎ込まれた気合の大作。

そして韓国内で動員100万に届かずに終わってる…(泣)

個人的にはハン・ヒョジョのグリーンのコートも真紅のコートも似合ってて満足しましたし、これだけの豪華キャストが拝めただけで良いのですがw

あ、そう言えばミノとハン・イェリのストーリーに直接関与していないようにも見えるゲーセンでの格闘は見応えありましたけど。。

後半はプレデターに立ち向かうか弱き人間たちを見せられているようで、どうしてもキム・ムヨルを応援したくなる始末で💦

まぁ、2029年のソウルは今と変わらず南山タワーがあって、ロープウェーにも乗れて、スマホの大きさは今と変わりなく安心しましたw
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