輪

娼年の輪のネタバレレビュー・内容・結末

娼年(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

これを演じた俳優さんは凄いのだけど、
リアリティがない上に
原作が粗い設定で…。

作者の石田衣良さんが男性なので
仕方ないけれど、
娘に性的な仕事をさせる母親なんて
存在しない。まともな人なら。
普通に虐待だし、ましてや
そんな人に恋愛感情を持つって
人間として壊れてる。
主人公に魅力が感じられない。
トラウマを超えられない人にしか
見えない。

静香の精神状態は、とにかく全く理解不能。
娘と自分の店のキャストが
性行為してるなんて状況下で
立ち会うわけないでしょ。
生理的に気持ち悪過ぎる。

性に関した仕事は、
接客の髄だと思う。
感性でお客さんが望むことを
出来る人が、報酬を獲得出来る仕組みに
なっている。とてもシンプル。
その点は、ストーリーとして成り立つけど。

俳優さんがAVを参考にしたと
言っている通り、あれじゃあ
炎症が起きて酷い手技だ。
完全にクレームレベル。
女性の体を何だと思っているんだか。
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